目次
はじめに

※画像引用元:ポケモン公式サイト
https://www.pokemon.co.jp/ex/sv/ja/
結論から言うと、ポケットモンスター スカーレットのせどりは「仕入れ上限」を決めて判断するのが最適です。
安く仕入れられる場面だけを狙えば利益は残せますが、相場を無視して仕入れると確実に失敗します。今の価格帯と減額リスクを踏まえ、仕入れていい条件を満たすかどうかで判断するのが正解です。
ポケットモンスター スカーレットは流通量が多く、常に売買されています。そのため「せどりに使えるかどうか」ではなく、「どの価格なら安全か」が結果を分けます。買取価格は一見安定しているように見えても、状態やタイミング次第で下がりやすく、仕入れ値を間違えると利益は簡単に消えます。反対に、仕入れ上限を明確にしておけば、迷わず仕入れと見送りを切り分けられます。
この記事では、今の相場感を前提に、スカーレットを仕入れてよい条件と避けるべきケースを整理していきます。
■ ポケットモンスター スカーレット せどり|難易度レベル
難易度:★★★★★★★☆☆☆(7 / 10)
■ 評価軸別 難易度表
| 評価軸 | 難易度 | 理由 |
|---|---|---|
| 仕入れ難易度 | ★★★★★★☆☆☆☆ | 定価仕入れは容易だが、安値仕入れは限定的 |
| 相場把握 | ★★★★★★★☆☆☆ | 新品・中古・コード使用有無で価格差が出やすい |
| 利益率 | ★★★★★★★★☆☆ | 単価が低く、利益は数百円〜千円前後 |
| 回転率 | ★★★☆☆☆☆☆☆☆ | 売れ行きは安定しているが爆速ではない |
| 競合の多さ | ★★★★★★★★☆☆ | 有名タイトルのため参入者が非常に多い |
| 価格下落リスク | ★★★★★★★☆☆☆ | 時間経過・DLC・次回作発表で下落しやすい |
| 再現性 | ★★★★★★☆☆☆☆ | 手法は再現可能だが“旨味”は少ない |
■ 他ジャンルせどりとの比較
| ジャンル | 難易度 |
|---|---|
| 本・CD | ★★★★☆☆☆☆☆☆ |
| 家電小物 | ★★★★★☆☆☆☆☆ |
| アパレル | ★★★★★★☆☆☆☆ |
| ポケモンSV(ソフト) | ★★★★★★★☆☆☆ |
| 高級時計 | ★★★★★★★★★★ |
■ せどりとしてどう?
結論から言うと、ポケモンスカーレットのせどりは「練習向きだが、稼ぎ続ける商材ではない」です。
- 売れる → ○
- 利益が出る → △
- 労力に見合う → ×
■ 利益が出やすいパターン
- 店舗閉店セール・在庫処分で新品が定価以下
- 中古で「コード未使用・付属品完備」を安く拾えた場合
- セット売り(スカーレット+バイオレット)
※いずれも チャンスは少なく、継続性は低い です。
■ 向いている人/向いていない人
向いている人
- せどり初心者で流れを学びたい
- 低リスク・低額仕入れで試したい
- 売れる商品で経験を積みたい
向いていない人
- 月3万・5万以上を安定して稼ぎたい
- 効率・利益率を重視する
- 価格競争に疲れたくない
それでは理由を詳しく解説していきます。
「ポケモン スカーレット せどり」で対象になるのはどれ?
今回扱うのは、Nintendo Switch用ソフトの**通常版「ポケットモンスター スカーレット」**です。本体同梱版や限定エディション、抽選販売が絡む商品は含みません。
通常版ソフトは流通量が多く、買取価格や相場が比較的安定しているため、仕入れ値さえ間違えなければ判断しやすいのが特徴です。逆に、本体や限定版は価格変動が激しく、同じ基準では仕入れ判断ができません。
まず気になるのは、今いくらで売れるか
買取価格はどこを見ても同じではない
ポケットモンスター スカーレットの買取価格は、店舗やサイトごとに差があります。同じ日でも数百円単位で違うことがあり、表示されている金額をそのまま受け取ると判断を誤りやすくなります。高く見える価格ほど条件が厳しく、完品や美品が前提になっているケースがほとんどです。
表示価格は「最高条件」の数字
多くの買取価格は、ケース・ソフトともに傷がなく、付属品がすべて揃った状態を基準にしています。わずかなスレや説明書欠品があるだけで減額されることも珍しくありません。表示価格は「この条件ならここまで出る」という上限の目安として見るのが現実的です。
相場を見るときは下振れを前提に考える
実際の取引では、表示価格より低い金額で着地する場面が多くなります。安定して回していくなら、買取価格の下限を想定し、その価格でも利益が残るかどうかで仕入れを考える必要があります。ここを無視すると、売れたのに利益が残らない状態になりやすくなります。
利益が出るかどうかは「仕入れ値」で決まる
売値から差し引かれるものは最初から決まっている
販売価格から差し引かれるのは、販売手数料と送料です。これはどこで売っても大きくは変わりません。つまり、売れたあとに調整できる余地はほとんどなく、結果は仕入れ値でほぼ決まります。仕入れた時点で利益が薄ければ、売り切っても数字は残りません。
安全に残るラインは「下振れ価格」基準
買取価格は下がる前提で考えるのが現実的です。表示価格ではなく、実際に減額されやすい水準を基準にし、その価格でも手数料と送料を引いて利益が残るかを見ます。この条件を満たす仕入れだけを選べば、想定外の赤字は避けられます。
仕入れ上限を超えた瞬間に負けが決まる
利益が出る上限を超えて仕入れた場合、売り方やタイミングで取り戻すのはほぼ不可能です。逆に、上限以内で仕入れていれば、多少の価格変動があっても結果は安定します。迷ったときは「この価格で本当に仕入れていいか」を基準に切り捨てるほうが、長期的には確実です。
仕入れやすい場所には、はっきりした傾向がある
ポケットモンスター スカーレット|仕入れ先まとめ
| 仕入れ先 | 成立しやすさ | 狙えるパターン | やめた方がいいパターン | 結論 |
|---|---|---|---|---|
| 実店舗(中古ゲーム店) | ★★★★☆ | 在庫増加時/新作発売後の価格調整/値下げ理由が明確 | 回転が良く値下げ余地がない時期 | 主戦場(判断しやすく失敗しにくい) |
| フリマ(メルカリ等) | ★★★☆☆ | 説明が雑/付属品記載なしだが写真で確認できる | 減額前提を考えず仕入れる | 慣れれば有効(写真判断必須) |
| ネットショップ | ★★☆☆☆ | セール・在庫調整による一時的値崩れ | 通常価格での継続仕入れ | 条件一致時のみ拾う |
| 大手EC(新品中心) | ★☆☆☆☆ | ごく稀な処分価格 | 価格維持・利益が出ない | 基本は対象外 |
| Amazon(新品・中古) | ★☆☆☆☆ | 例外的に相場を下回る時 | 価格競争・返品リスク | 初心者は避ける |
スカーレットは「実店舗の中古ゲーム店」を軸に、フリマとセール時ネットショップを補助的に使うのが最も現実的です。
実店舗は値下げの理由が分かりやすい
中古ゲームを扱う店舗では、在庫が増えたタイミングや新作発売後に価格が落ちやすくなります。特にスカーレットのような定番タイトルは、回転を優先して早めに価格調整されることが多く、仕入れ値が明確になります。値札に理由が反映されやすいため、仕入れ判断を誤りにくいのが特徴です。
フリマは「説明が雑な出品」にチャンスが出やすい
フリマアプリでは、状態説明が曖昧な出品ほど価格が下がりやすくなります。ケースや説明書の有無が書かれていないだけで相場より安くなることがあり、写真で状態を確認できれば十分に仕入れ対象になります。ただし、減額前提で価格を見ておかないと失敗しやすい点は変わりません。
ネットショップは値崩れと重なったときだけ狙う
ネットショップでは通常価格が維持されやすく、常時仕入れに向いているわけではありません。ただし、セールや在庫調整で一時的に値崩れすることがあります。このタイミングに仕入れ上限以内で収まる場合だけ拾う形にすると、無駄な在庫を抱えにくくなります。
ここで失敗しやすい人が多い
「美品だと思ったのに減額された」ケース
見た目がきれいでも、ケースの細かなスレやラベルの傷で減額されることは珍しくありません。自分基準で問題ないと感じても、買取側の基準はより厳しく設定されています。仕入れの段階で減額を想定していないと、想定していた利益は簡単に消えてしまいます。
価格だけ見て仕入れて回らなくなるケース
一時的に安く見える価格でも、回転が悪ければ資金は止まります。スカーレットは売れやすいタイトルですが、相場より高い仕入れでは売れても利益が薄くなり、結果として在庫を抱える形になりがちです。安さだけで判断すると、動かない在庫が積み上がります。
別の商品と混同して判断してしまうケース
本体同梱版や限定版の話題と混ざって判断すると、相場感が崩れます。ソフト単体と本体では価格の動き方がまったく異なり、同じ基準で考えると仕入れ判断を誤ります。対象を通常版ソフトに絞り続けることが、失敗を避ける一番の近道です。
仕入れる前に、必ず確認しておきたいこと
仕入れ価格は「下がった後」でも耐えられるか
表示されている買取価格がそのまま出る前提で仕入れると、判断を誤ります。実際には減額される可能性が高く、価格が一段下がっても利益が残るかどうかが重要です。この条件を満たさない仕入れは、結果的にリスクだけを抱えることになります。
状態と付属品を事前に想定できているか
ケースや説明書の有無、ソフト表面の状態は、買取価格に直結します。仕入れ時点で「この状態ならどこまで下がるか」を想定できていれば、想定外の減額で慌てることはありません。確認を後回しにすると、利益計算は簡単に崩れます。
その価格で迷わず買えるか、迷わず見送れるか
仕入れ上限を超えている価格に対して、理由を探し始めた時点で危険です。条件が揃っていれば迷わず仕入れ、少しでも超えていれば見送る。この線引きができていれば、結果は安定します。
まとめ
スカーレットせどりは「仕入れ上限」を決めればブレない
ポケットモンスター スカーレットのせどりは、やり方よりも価格判断が結果を左右します。相場や買取価格を見極め、下振れしても耐えられる仕入れ上限を決めておけば、利益は自然に残ります。逆に、その基準がないまま仕入れると、売れても数字は残りません。
迷う仕入れは、最初から条件に合っていない
「もう少し高くても大丈夫かもしれない」と感じる仕入れは、ほぼ例外なく失敗につながります。条件が揃っていれば迷いは生まれず、迷いが出る時点で見送る判断ができます。続けていくなら、この感覚を基準にするのが最も安定します。
今の相場で動くなら、判断基準を変えない
相場は動きますが、判断基準は変える必要がありません。常に同じ仕入れ上限と考え方で選別すれば、無駄な在庫を抱えずに回し続けられます。スカーレットせどりは、その基準を守れる人ほど結果が出やすい商材です。