はじめに 「利幅(りはば)」という言葉は、商売や仕事のやり取りの中で自然に使われることが多い一方で、はっきりした意味を意識しないまま使われている場面も少なくありません。利益とどう違うのか、仕入れ代や経費のどこまでを含めて考えるのかが曖昧なままだと、数字を見ても「なんとなく儲かっていそう」「たぶん大丈夫そう」と感覚で判断してしまいやすくなります。その結果、売上の数字は増えているのに、通帳や口座を見てみると手元に残るお金が思ったより少なく感じたり、値段を上げるべきか下げるべきかで迷いが生じたりすることがありま ...