はじめに
「Keepaを開いてもグラフや数字が多くて、どこを見ればいいの?」
「価格が下がっている商品を見つけても、本当に仕入れてよいのか判断できない」と迷っていませんか。
Amazonの商品をKeepaで確認すると、価格推移やランキングなど複数の情報が表示されるため、慣れないうちは見る場所が分からず、仕入れを決められないことがあります。
この記事では、Keepaで優先して見るべき項目と、それぞれの情報を仕入れ判断にどう使うのかを解説します。
Keepaの有益な使い方は?
Keepaを仕入れ判断に活用するには、グラフに表示される情報のうち、価格推移・ランキング・新品出品者数の3つを確認します。
この3つを順番に見ることで、価格だけでは分からない商品の販売状況や価格競争のリスクまで判断しやすくなります。
価格推移から現在の価格が高いか安いかを確認する
Keepaの価格推移では、現在価格を過去3か月〜1年間の価格と比較します。
過去の価格帯より安ければ仕入れやすい一方、高い場合は値下がりする可能性があるため注意が必要です。
短期間の最安値だけでなく、どの価格帯で長く販売されていたかも確認しましょう。
ランキングの波形から商品が売れる頻度を確認する
ランキングの波形では、順位が大きく下がった回数から商品が売れる頻度を確認します。
3か月のグラフで繰り返し順位が下がっていれば、継続して売れている可能性があります。
反対に変化が少ない場合は、販売頻度が低い可能性もあるため注意しましょう。
新品出品者数から価格競争のリスクを確認する
新品出品者数では、過去3か月〜1年間の推移と現在の人数を比較します。
出品者が増えている商品は競争が激しくなり、値下げが起こる可能性があります。
現在の人数だけでなく、増えているのか減っているのかという流れも確認しましょう。
Keepaを使うための導入方法と初期設定
Keepaを使い始めるには、アカウント登録から拡張機能の導入、グラフの表示設定まで順番に進めます。
確認する期間やグラフ項目を設定して、必要な情報を見やすい状態に整えておきましょう。
Keepaのアカウントを登録する
Keepaの公式サイトを開き、画面右上の「登録」からアカウントを作成します。
ユーザー名・メールアドレス・パスワードを入力して手続きを進め、登録した情報でログインできれば準備は完了です。
Amazonの商品ページに拡張機能を表示する
使用しているブラウザにKeepaの拡張機能をインストールします。
Amazonの商品ページを開き、商品情報の下に価格履歴グラフが表示されれば設定は完了です。
商品ページを見ながら、そのまま価格推移を確認できます。
確認しやすい期間とグラフ項目に設定する
Keepaのグラフは、確認したい内容に合わせて3か月や1年などの期間に切り替えます。
価格推移・ランキング・新品出品者数を表示しておくと、仕入れ判断に必要な情報をまとめて確認できます。
短期の変化は3か月、長期的な動きは1年を目安にすると分かりやすいでしょう。
Keepaグラフの基本的な見方
Keepaグラフでは、価格だけでなく、売れ筋ランキングや新品出品者数、Buy Boxの推移も確認できます。
まずはAmazon・新品・中古の価格推移を見分け、ランキング、新品出品者数、Buy Boxの順に確認していきましょう。
Amazon・新品・中古の価格推移を見分ける
Keepaでは、Amazon本体・新品・中古の販売価格をそれぞれ別の線で確認できます。
グラフ右側の項目をオン・オフして必要な価格だけを表示し、過去3か月〜1年間でどのように変動しているか確認しましょう。
売れ筋ランキングの上下から販売状況を読み取る
売れ筋ランキングでは、順位が大きく下がったタイミングを確認します。
3か月程度のグラフで繰り返し順位が下がっていれば、継続して売れている可能性があります。
順位が動く回数や間隔もあわせて見ると、販売状況をつかみやすくなります。
新品出品者数の増減からライバルの動きを確認する
新品出品者数を見ると、同じ商品を販売しているライバルの増減を確認できます。
たとえば10人から20人に増えていれば、価格競争が起こる可能性も考えられます。
現在の人数だけでなく、過去3か月〜1年間の増減も確認しましょう。
Buy Boxの推移から売れやすい価格帯を確認する
Buy Boxの推移では、過去にBuy Boxを獲得していた価格を確認できます。
3か月〜1年間のグラフから繰り返し見られる価格帯を確認し、現在価格と比較すると、販売価格を考えるときの参考になります。
Keepaを仕入れ判断に活用する手順
Keepaを仕入れ判断に活用するときは、現在の価格だけを見て仕入れるのではなく、過去の販売価格や商品の売れ行きまで順番に確認します。
まず価格推移とランキングを確認し、続いて出品者数から自分が出品した場合に売れる可能性を判断します。
最後にAmazonの手数料などを差し引いて利益を計算し、仕入れても利益が残る商品か確認しましょう。
商品の現在価格と過去の販売価格を比較する
Keepaで過去3か月〜1年間の価格推移を表示し、現在価格と過去の販売価格を比較します。
一時的に価格が上がっている場合はその価格を基準にせず、通常の価格帯まで下がっても利益が残るか確認しましょう。
ランキングの波形から売れた回数の目安を確認する
ランキングでは、順位が大きく下がった回数から販売回数の目安を確認できます。
3か月のグラフから1か月あたりの回数を推測できますが、実際の販売個数と必ず一致するわけではないため、あくまで目安として考えましょう。
出品者数と販売状況から自分の商品が売れるか判断する
商品の販売回数と新品出品者数を比べ、出品後に売れるまでの期間を考えます。
月10回程度売れていて出品者が5人なら、単純計算では1人あたり月2回程度が目安です。
販売回数に対して出品者が多い商品は、売れるまで時間がかかる可能性があります。
手数料を差し引いて利益が残るか計算する
販売価格からAmazonの販売手数料やFBAの配送代行手数料、仕入れ価格を差し引いて利益を計算します。
販売価格5,000円、手数料1,500円、仕入れ価格2,000円なら、残る利益は1,500円です。
必要な費用を引いても利益が残ることを確認してから、仕入れを判断しましょう。
Keepaで仕入れ候補になる波形と見送るべき波形
Keepaの波形を見ると、価格やランキング、出品者数の変化から仕入れ候補と見送る商品を判断できます。
Amazon本体の在庫が頻繁に復活する商品も含め、仕入れ後に価格や販売機会がどう変化するかを確認していきましょう。
価格が安定して定期的に売れている商品は仕入れを検討する
過去3か月〜1年間の価格が大きく崩れず、ランキングが定期的に動いている商品は仕入れ候補になります。
一定の価格帯で継続して売れており、現在の価格でも利益が残る場合は仕入れを検討しましょう。
一時的な値上がりだけで利益が出る商品は慎重に判断する
直近だけ価格が上昇し、その価格でしか利益が出ない商品は注意が必要です。
過去3か月〜1年間の通常価格まで戻った場合も利益が残るか計算し、赤字になるようなら慎重に判断しましょう。
出品者が急増して価格が下がっている商品は見送る
新品出品者が増えると同時に価格が下がっている商品は、値下げ競争が続く可能性があります。
3か月程度のグラフを確認し、出品者の増加と価格下落が続いている場合は、仕入れを見送るのが無難です。
Amazon本体の在庫復活が多い商品は仕入れを避ける
Amazon本体が在庫切れと販売再開を繰り返している商品も注意が必要です。
過去3か月〜1年間の推移を確認し、頻繁に在庫が復活している場合は、自分の商品が売れにくくなる可能性も考えて仕入れを判断しましょう。
Keepaのトラッキングを仕入れに活用する方法
Keepaのトラッキング機能を使うと、商品を毎日確認しなくても、設定した価格への値下がりやAmazon在庫の復活を通知で把握できます。
通知が届いた時点で購入を決めず、最新の波形と手数料を差し引いた利益を確認してから仕入れを判断しましょう。
希望価格を設定して値下がり通知を受け取る
仕入れ候補の商品をKeepaで開き、トラッキング画面で希望価格を設定します。
価格が設定した金額以下になると通知が届くため、毎日確認しなくても仕入れを検討できるタイミングを把握できます。
Amazon在庫の復活通知を仕入れに活用する
Amazon本体が在庫切れの商品は、Keepaで在庫状況をトラッキングしておくと便利です。
在庫が復活したタイミングを通知で確認し、その時点の価格を見ながら仕入れを検討しましょう。
通知後も波形と利益を確認してから購入する
Keepaから通知が届いても、すぐに購入せず、最新の価格推移やランキング、出品者数を確認します。
設定時から販売状況が変わっていることもあるため、Amazonの手数料や仕入れ価格を差し引いても利益が残るか確認してから購入しましょう。
Keepaの使い方が分からないときの確認順序
Keepaのグラフを見ても仕入れ判断ができない場合は、確認する情報と順序を固定すると判断しやすくなります。
まず価格・ランキング・出品者数の3項目を確認し、直近だけではなく3か月から1年間の波形まで見て商品の動きを把握します。
最後に、確認した情報をもとに仕入れる理由と見送る理由を言葉にして、根拠のある判断につなげましょう。
価格・ランキング・出品者数の3項目から確認する
Keepaの見方に迷ったら、まず価格・ランキング・出品者数の3項目を確認します。
価格では過去との違い、ランキングでは売れる頻度、出品者数ではライバルの増減を見ると、仕入れ判断に必要な情報を整理しやすくなります。
短期間だけでなく3か月から1年間の波形を見る
Keepaの波形は直近だけで判断せず、3か月〜1年間まで期間を広げて確認します。
3か月では最近の変化、1年間では長期的な動きを見ることで、一時的な値上がりやランキングの変化に惑わされにくくなります。
仕入れる理由と見送る理由を言葉にして判断する
Keepaを確認したら、「価格が3か月安定している」「出品者が増えて価格が下がっている」など、仕入れる理由や見送る理由を整理します。
波形から分かる根拠を言葉にしておくと、感覚だけに頼らず判断しやすくなります。
まとめ
Keepaを仕入れ判断に活用するときは、価格推移・ランキング・新品出品者数の3項目を優先して確認します。
現在価格だけを見るのではなく、3か月から1年間の波形から過去の販売価格や売れる頻度、出品者数の増減まで確認することが重要です。
価格が安定して定期的に売れており、出品者が急増していない商品は、Amazonの手数料と仕入れ価格を差し引いて利益が残るか計算してから仕入れを検討します。
見方に迷った場合は「価格→ランキング→出品者数」の順番を固定し、仕入れる理由と見送る理由を波形から確認して判断しましょう。