はじめに
「FiverrとUpworkは何が違うの?」
「海外のクラウドソーシングを初めて使うなら、どちらから始めればいい?」と迷っていませんか。
副業やフリーランスの仕事を探そうと登録画面を開いても、Fiverrは自分のサービスを出品する形式、Upworkは掲載された案件へ応募する形式が中心なので、最初の仕事をどう取ればよいのか分からず迷ってしまうことがあります。
この記事では、FiverrとUpworkの違いを比較しながら、初めて海外案件に挑戦する人が自分に合うサービスを選ぶポイントを解説します。
FiverrとUpworkの違い

FiverrとUpworkは、どちらも海外の仕事を受注できるプラットフォームですが、仕事を獲得するまでの流れが異なります。
まずはFiverrとUpworkの仕組みをそれぞれ確認し、主な違いを比較表で整理していきます。
Fiverrはサービスを出品して購入を待つ仕組み
Fiverrでは、提供するサービスを「Gig」として作成し、購入を待つのが基本です。
タイトルや料金、サービス内容などを設定して公開すると、購入者が内容を確認し、条件が合えば注文します。
自分から案件へ応募するのではなく、提供する内容と料金を決めて出品する点が特徴です。
Upworkは公開案件を探して提案を送る仕組み
Upworkでは、クライアントが公開している案件を探し、受注したい仕事へProposalを送るのが基本です。
希望する報酬額や納期、カバーレターなどを入力して提案し、クライアントが内容を確認して採用する人を決めます。
Fiverrとは異なり、募集条件を確認しながら自分から案件へ応募する点が特徴です。
【比較表】FiverrとUpworkの主な違い
FiverrとUpworkでは、仕事を受注するまでの流れが異なります。主な違いを比較すると、以下のとおりです。
| 比較項目 | Fiverr | Upwork |
|---|---|---|
| 基本的な受注方法 | サービスをGigとして出品する | 公開案件を探して応募する |
| 最初に行うこと | サービス内容や料金を設定する | 希望する案件を検索する |
| 受注までの流れ | 購入者からの注文を待つ | Proposalを送って提案する |
| 料金・報酬 | 出品時に料金を設定する | 案件ごとに報酬額などを提案する |
| 向いている使い方 | 提供できるサービスが決まっている場合 | 条件に合う案件を探して受注したい場合 |
Fiverrは「サービスを出品して注文を待つ」、Upworkは「案件を探して自分から提案する」という違いがあります。
どちらを利用するか迷ったときは、自分がどのように仕事を探したいかを基準にすると選びやすいでしょう。
初心者はFiverrとUpworkのどちらを選ぶべき?
初心者がFiverrとUpworkのどちらを選ぶかは、自分がどのように仕事を獲得したいかで判断します。
どちらが自分に合うか判断できない場合は、最初から一方に絞らず、両方を小さく試して依頼や返信の反応を比較しましょう。
提案営業が得意で長期案件を狙うならUpwork
Upworkは、公開されている案件を探し、報酬額や納期などを提示して応募する仕組みです。
案件ごとに自分の経験やスキルをアピールできるため、提案から受注につなげるのが得意な人に向いています。
継続案件もあるため、長期的な仕事につなげたい場合にも選択肢になります。
定型化したスキルを商品として販売するならFiverr
Fiverrは、サービス内容や料金を決めて出品し、購入者から注文を受ける仕組みです。
ロゴ制作や動画編集など、作業内容や納品物を決めやすいスキルは商品として販売しやすくなります。
案件ごとに提案するより、サービスを出品して注文を待ちたい人に向いています。
迷う場合は両方を小さく試して反応を比較する
どちらを使うか迷う場合は、最初から片方に絞らず、両方を小さく試してみる方法もあります。
Fiverrでは1〜2種類のサービスを出品し、Upworkでは対応できそうな案件に数件応募してみましょう。
実際の反応を比べることで、自分に合った受注方法を判断しやすくなります。
FiverrとUpworkの仕事の獲得方法を比較
FiverrとUpworkでは、仕事を獲得するために必要な営業方法が異なります。
毎日どの程度の時間を案件探しや提案に使えるかも踏まえ、それぞれの仕事の獲得方法を確認していきましょう。
| 比較項目 | Fiverr | Upwork |
|---|---|---|
| 仕事の獲得方法 | Gigを公開して購入を待つ | 案件を探して提案を送る |
| 主な営業作業 | Gigの説明文・画像・料金などを整える | 案件検索・提案文の作成 |
| 案件ごとの提案 | 基本的に不要 | 必要 |
| 営業に使う時間 | 比較的抑えやすい | 継続的に確保しやすい人向け |
| 向いている人 | 出品後の営業作業を抑えたい人 | 自分から案件を探して提案したい人 |
「FiverrはGigを整えて購入につなげる方法、Upworkは案件を探して提案を送る方法が中心です。
毎日の営業に使える時間や、自分から案件へ応募する作業を続けられるかを基準に比較すると選びやすくなります。」
FiverrとUpworkはどちらが初期実績を作りやすい?
FiverrとUpworkでは、実績がない状態から最初の仕事を獲得するまでの流れが異なります。
初受注のしやすさは提供するスキルや案件数によって変わるため、それぞれの特徴を確認していきましょう。
海外案件が初めてで「実績がない状態から、具体的にどう応募すればいい?」と迷う場合は、案件の探し方から提案までの流れを確認しておくと進めやすくなります。
▶Upworkの使い方は?登録から案件応募・仕事を受注するまでの流れ
Fiverrは出品しても購入されるまで時間がかかる場合がある
FiverrはGigを公開したあと、購入者が検索やサービスページから見つけて注文する仕組みです。
出品してもすぐに注文が入るとは限らず、購入されるまで時間がかかる場合もあります。
まずは公開後の反応を確認しながら、サービス内容や料金、画像などを調整していきましょう。
Upworkは実績がなくても案件へ応募できる
Upworkでは、実績がない状態でも公開されている案件を探し、自分から提案を送れます。
提案では対応できる業務や経験、希望報酬などを伝え、条件が合えば契約へ進みます。
複数の案件へ応募できるため、自分から初受注の機会を増やせるのが特徴です。
初受注のしやすさはスキルや分野によって異なる
初受注のしやすさは、提供するスキルや分野、競合の多さによって変わります。
案件数が多くても応募者が多ければ競争になり、専門性の高い分野では条件が合う案件が限られる場合もあります。
どちらを利用する場合も、自分のスキルに合うサービスや案件がどの程度あるか確認して選びましょう。
FiverrとUpworkの費用・手数料を比較
FiverrとUpworkでは、仕事を受注するために費用が発生するタイミングが異なります。
ここでは、FiverrとUpworkで受注前後に発生する費用を比較していきます。
| 比較項目 | Fiverr | Upwork |
|---|---|---|
| 応募時の費用 | 基本的になし | 案件によってConnectsが必要 |
| 受注後の手数料 | 売上から手数料が差し引かれる | 報酬から手数料が差し引かれる |
| 費用が発生する主なタイミング | 売上発生後 | 応募時・売上発生後 |
| 確認したいポイント | 手数料を引いた受取額 | 必要なConnects数と手数料 |
FiverrとUpworkは、費用が発生するタイミングに違いがあります。
Fiverrは売上から手数料が差し引かれ、Upworkは案件への応募にConnectsが必要になるほか、受注後の報酬にも手数料がかかります。
表示されている報酬額だけでなく、応募から報酬受取までにかかる費用を含めて比較しましょう。
Upworkでは案件への応募にConnectsが必要になるため、「Connectsはいくらかかるのか」「無料でも応募できるのか」が気になる方は、仕組みや料金も確認しておきましょう。
▶UpworkのConnectsとは?料金・使い方・無料でもらえる方法を解説
FiverrとUpworkの案件規模と継続契約を比較
FiverrとUpworkでは、受注しやすい仕事の進め方や契約期間に違いがあります。
単発の仕事を積み重ねたいのか、継続して依頼される仕事を狙いたいのかを踏まえて違いを確認していきましょう。
| 比較項目 | Fiverr | Upwork |
|---|---|---|
| 仕事の形式 | 内容と価格を決めて販売 | 案件ごとに条件を確認して提案 |
| 向いている仕事 | 定型化しやすい仕事 | 個別対応が必要な仕事 |
| 契約の傾向 | 単発で販売しやすい | 継続案件も探しやすい |
| 向いている人 | 単発の仕事を積み重ねたい人 | 長期的な契約につなげたい人 |
Fiverrは、サービス内容や料金をあらかじめ決めて販売できるため、作業範囲を定型化しやすい仕事に向いています。
一方、Upworkは案件ごとに条件を確認して提案でき、継続して依頼を受ける案件も探せます。
単発の仕事を積み重ねたいのか、長期的な契約を狙いたいのかを基準に比較すると選びやすいでしょう。
FiverrとUpworkの価格設定の自由度を比較
FiverrとUpworkでは、自分の仕事に価格を付ける方法が異なります。
受注数だけを増やすために価格を下げるのではなく、作業量や必要な時間に見合う報酬を設定できるかという視点で比較していきましょう。
海外案件では報酬がドルで提示されることも多いため、「日本円ではいくらになるのか」「手数料を引くとどの程度残るのか」まで確認してから価格を決めると安心です。
▶Upworkの報酬はいくら?手数料・受取額・日本円への換算方法を解説
Fiverrはサービス内容と価格をパッケージ化する
Fiverrでは、作業範囲や納品物、納期、料金をあらかじめ決めてパッケージとして販売できます。
同じサービスでも作業量に応じて複数のプランを用意できるため、提供する内容に合わせて価格を設定しやすい仕組みです。
Upworkは案件の条件に合わせて報酬を提案する
Upworkでは、案件ごとに仕事内容や予算、納期を確認し、希望する報酬額を含めた提案を送ります。
作業量や必要なスキルを踏まえて報酬を決められるため、案件の条件に合わせて金額を調整できます。
安売りだけで受注を増やそうとしない
受注を増やすために価格を下げすぎると、作業時間に見合う報酬を得にくくなります。
必要な作業時間と希望する時給をもとに最低限必要な金額を考え、その範囲を下回らないように価格を設定しましょう。
FiverrとUpworkを利用するときの注意点
FiverrとUpworkは仕事を受注できるサービスですが、アカウントを登録しただけですぐに収入につながるとは限りません。
安全に利用しながら自分に合うサービスを判断するために、事前に確認したい注意点を見ていきましょう。
どちらも登録後すぐに稼げるとは限らない
FiverrとUpworkは、登録するだけで仕事が決まるサービスではありません。
FiverrではGigを購入してもらい、Upworkでは案件に提案して選ばれる必要があるため、最初は出品内容を見直したり応募を続けたりしながら、少しずつ受注につなげていきましょう。
外部サイトへの誘導や不審な依頼に注意する
依頼を受けた際は、送られてきたURLやファイルをすぐに開かず、内容や送信元を確認することが大切です。
外部での連絡や支払いを求められたり、仕事内容や報酬に不自然な点があったりする場合は、各サービスのルールを確認してから対応しましょう。
個人の成功例や収益額をそのまま判断基準にしない
SNSやブログで紹介されている収益額は、その人のスキルや経験、稼働時間、受注件数などによって変わります。
「月○万円稼げた」といった実績だけで判断せず、自分のスキルや使える時間でどの程度の収益を目指せるかを考えることが大切です。
まとめ
FiverrとUpworkは、どちらも海外の仕事に挑戦できるサービスですが、仕事の獲得方法に大きな違いがあります。
サービスを出品して注文を待ちたいならFiverr、自分から案件を探して提案したいならUpworkというように、自分が取り組みやすい方法から選んでみましょう。
どちらが自分に合うか迷ったときは、最初から一つに絞る必要はありません。
実際に出品や応募を試しながら反応を比べ、自分のスキルや働き方に合うサービスを少しずつ見つけていきましょう。